レーザーカッターを導入しました

レーザーカッターを選ぶにあたって

今回購入したFABOOL CO2は以下の特徴があります。

完成品に比べ、組み立て式の方が安いというお財布事情もありますが
出力が大きいものは総じて大きく、完成品だとエレベーター無し3階の店舗まで運び込めないのと
なにより私自身が組み立てるのが好きなのがあります(*´∀*)
送風用の空気ポンプや排気用のファンやダクトは自前で用意することにしました。
3Dプリンタで治具を作れるのでなんとかなるかなと。

初めて購入した3Dプリンターも組み立て式のものでした。
組み立てるのはなかなか思うようにいくことがなくて(マニュアル不備とか)
大変ではあるのですが、作りながら構造を学ぶことができるので調子が悪くなってきた時に
自分で直したり、改善調整する技術が身につくのがいいなと思っています。

作業進捗

備品のチェックリストで備品が全て揃っていることを確認し、いざ組立!

で、でかい・・・( ;´∀)
なんとなくテーブルで組立始めたのですが
これ完成すると50kg以上になることと
上部開閉のため高さがあると背伸びしてのぞき込まなければならなくなってしまうので
スチールラックで丁度良い高さになる台を組立てて、その上で作業を進めていくことにします。
スチールラックは自宅にあった余り物を極力使ってみました。

それっぽくなってきました。
スチールラックの連結は3Dプリントで作成した部品を使っています。(下部の白いやつです)
奥側の足場は全てキャスターになっているためキャスター同士がぶつからないように
ポール間の距離が稼げるように自作しました。

レールの組立本体裏側の配線を全て終えたところです。
レールのベルトテンション貼りと水平垂直出しに少々手こずりました。
配線については
マニュアル通りだとどうにも組立や取り回しが難しくなる箇所があり
カバー取付を後回しにするなど少し手順を工夫しました。
作業中?って思ったところは全て記録していて後でSmartDIYSさんにフィードバックできるようにしています。

筐体が全て完成し、残りはレーザー光軸調整のみとなりました。
組立説明書ですとこの時点で後ろのパネルも取り付けていることになっているのですが
調整の邪魔になると思い開けた状態にしています。
左下の青いのは水冷ポンプの光です。ファンとポンプの音は結構大きいですね。

レーザーの出力が思った以上に強く、本当に0.1秒単位でスイッチを押さないとマスキングテープが
あっという間に燃え広がってしまいます。マスキングテープ表面に手の脂がついていたりすると
燃え広がりやすさが増すので途中から気をつけていきました。
第1ミラー→第3ミラーと調整を進めていくに従いほんのちょっとのズレが終点で大きく出てきてしまうため
かなり難航しました。
最後の集光レンズの中心にレーザーが通った時は感動ものでした( *゚∀゚)=3)
※Fabool CO2の拡張パーツに光軸調整用の赤外線レーザー装備レーザー出力変更スイッチがあり
それを使えば危険性なく調整できるようです。

完成&試射

光軸合わせを終えてからベニヤ板とアクリル板でコースターの作成を行いました。

光軸合わせをかなり念入りにやったこともあり、ベニヤ・アクリルともにとても綺麗に仕上がりました。
コースターの紋様の線幅は1mmなのですが、どこも崩れることなくカットできていました。
地域の皆様に使ってもらう日が待ち遠しいです(*´∀`*)