ボードゲームの色覚異常対応

背景

当店にボードゲームを遊びに来てくださるお客様の中にも
色覚異常の方がおり、標準のコンポーネントのままだと遊べない
もしくは非常に遊びにくいゲームがあることを知り
前回のボードゲームのインスト記事内のインスト準備にも絡むと思い
なんとか工夫できないか模索してみました。

色覚異常について

・種類には1型色覚、2型色覚、3型色覚があります。
 3型は非常に希で主に1型2型。
・先天色覚異常は日本人男性の20人に1人(5%)、日本人女性の500人に1人(0.2%)
・区別がつきにくい色の組み合わせは、
 茶と緑、緑と灰色・黒、赤と黒、橙と黄緑、ピンクと灰色・白、ピンクと水色、赤と緑、青と紫があるといわれています。
 ※赤と黒、ピンクと水色は1型のみ。

参天製薬 – 色覚異常
色覚相談室

先日店内で遊ばれた「ファイブトライブズ」を例にすると色覚異常の方には下の右側のように見えます。
色覚シミュレーションおよび補助ツールの紹介を使いボドゲ盤面の画像もシミュレートできます。

プレイするにはかなり厳しい見え方だと思います。
ボードゲームの場合、名作がユニバーサルデザイン提唱よりも前の物が多かったり
生産コストの都合で対応が難しかったりがありそうです。

色覚異常の方は意外多く、公平快適にボードゲームを楽しんでもらいたいので
できる限りの工夫をしてみたいと思いました。

色覚異常に配慮したカスタマイズ

カスタマイズする上で気をつけることは

  1. 通常のプレイに支障がでないようにしないといけない。
    ガンがついてしまうとゲームが成り立たなくなることは避ける
  2. 非可逆な加工は避ける。
    色覚異常の方に「ここまでしてもらうのは悪い」と気負いさせてしまうので。

当店で実施してみた工夫は
プレイ上判別が難しい場面での緑色コンポネに白色の目印(丸シール)を付ける
というものです。

プレイに支障をきたさず色覚異常の方の遊び安さを大きく向上できます。
ファイブトライブズのミープルはゲーム最初に盤面上に適当に3つずつ配置するのでシール貼りっぱなしでも大丈夫です。
ミープルの両面に貼りました。

使ったシールは エーワン A-one07070 [カラーラベル 白 丸型 5mmφ9シート(1,800片) です。
100均にも5mmシールはありましたが5色入りなので白の枚数は少なく
粘着力も弱そう(?)な感じがしたのでこれを選定しました。

同じく、各プレイヤーの領土であることを示すラクダ駒にも貼りました。

こんな感じで少しの工夫で色覚異常の方も一緒に楽しめるようになるゲームは
多いと思いますので是非試してみてください。

また、「こんな工夫もあるよ!」という方は
twitterアカウント@CoLabo_jpに教えていただけると幸いです。

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